イーサリアムはビットコインに続いて時価総額ランキングでは2位をキープしています。
とても知名度の高い仮想通貨のため、将来性が気になるという方も多いのではないでしょうか。
イーサリアムのプラットフォームの仕組みは分散型のアプリケーションを構築するために考案されていて、特定の企業のサーバーに限定されない取引が可能となります。
このように投機性だけでなく技術的な面でも高い期待を集めており、今後のアップデートや実用化に注目が集まっています。
この記事では、そんな注目を集めているイーサリアムの将来性やこれまでの値動きや傾向を解説いたします。しっかりと、イーサリアムの将来性を理解して投資を行いましょう。
- イーサリアムの時価総額は、ビットコインに次いで第2位!
- 取引するならコインチェックがおすすめ!アプリもあり、機能も充実!
- 2021年に入ってから高値を更新!
- 将来性は、今後のアップデートやETFの承認によって左右される!
目次
イーサリアム(ETH)をおさらい
まずは、イーサリアムについておさらいをしていきましょう。
イーサリアムはビジネスを行うためのプラットフォームであり、そこで使用される仮想通貨がETHです。
プラットフォームとしての役割も特徴的な機能を持っており、それは経済活動で大きなメリットを与える機能ですから、売買の対象として知名度と期待が大きくなってきました。
イーサリアム(ETH)が開発された目的
前述のようにイーサリアムはプラットフォームですが、具体的にどのような機能を持っているか説明しましょう。
分散型のプラットフォームであるイーサリアムは特定の管理者を必要とせず、世界中の人が自由にアプリケーションを製作できる環境を提供しています。
実際に、この機能を利用した複数のプロジェクトが進行しています。
仮想通貨の価値はその信頼性に大きく影響を受けますが、イーサリアムの経済活動アプリとしての機能が注目されるのに連動して仮想通貨の相場も上昇することになります。
イーサリアム(ETH)の技術
イーサリアムで利用されている技術はスマートコントラクトと呼ばれています。
ビットコインと同じようにブロックチェーンを使いますが、そのデータの中にプログラムを書き込むことで希望する機能を実現することができます。
取引を確実に行うために仮想通貨と売買契約書が合体したものと考えればいいでしょう。イーサリアムを利用した経済活動が活発になれば、それだけ通貨としての利用価値も高くなります。
イーサリアム(ETH)のこれまでの値動き
イーサリアムが一般に使用され始めたのは2015年ですが、いくつかの開発を経て機能が整理されてきました。
仮想通貨としての、これまでの値動きを見ることで今後の動向を考えることができます。
ここでは、これまでの値動きや傾向を詳しく説明しましょう。
過去の価格から今後の価格予想や傾向の違いなどもみていきましょう。
2017年から2018年の値動き
ビットコインを初めとする仮想通貨が登場してから、まだ時間は経っていません。
大きな期待を集めていますが、同時に不安要素も膨らんでいます。
2017年には上昇傾向でしたが、2018年になってからというものの急落しています。
この時はすべての仮想通貨が同じように下落しており、投資家たちは仮想通貨バブルと表現しています。
その後はある程度安定しましたが、一時期に比べるとかなり低価格の安定でした。
2019年から2020年の値動き
2019年にはシステムのアップデートが行われましたが、当初予定から延期された影響で一時的に下落しています。
その後は持ち直して、1ETHが1万円~2万円弱で推移しています。
仮想通貨の値動きはシステムのアップデートなどの内部の動きだけではなく、他の仮想通貨の動きにも影響されます。
様々な要因が関係しますが、取引対象としての認知度は高まっていると考えていいでしょう。
つまり、一般の通貨と同じレベルで取引が行われているのです。
2021年に入ってからの値動き
2021年に入り、イーサリアムはビットコインや他の主要アルトコインの値動きと同じように高値を記録しました。
5月を区切りに、一旦価格が低迷しているという状態です。
2021年1月からみると、5倍以上になっています。
とても凄まじい伸び率ですよね。
そのため、価格変動については常に注目しておくことが大切です。
仮想通貨を取り巻く状況は安定したものではなく、いつ急落してもおかしくないと考えなければなりません。
イーサリアムの今後の大きな上下変動の可能性は高いでしょう。
イーサリアム(ETH)の今後・将来性
今後や将来性については、イーサリアムだけではなく仮想通貨全体の情報をチェックしておくことが重要となります。
国際社会が仮想通貨をどのようにみているのかを把握しなければなりません。
ここではイーサリアムを取り巻く状況を説明しましょう。
将来性①|エンタープライズ・イーサリアム・アライアンス
エンタープライズ・イーサリアム・アライアンスについて説明しましょう。
個人ではなく法人が経済活動を行う時の信頼性を高めるためにシステムの標準化を目指している団体がエンタープライズ・イーサリアム・アライアンスです。
2017年に設立されています。システムをオープンにすることでマルチベンダーによる運用性の向上、コスト削減が期待されています。
標準化が進むことによってセキュリティだけではなく、安定度は高まりますから、仮想通貨としての信頼性も高くなります。
標準化は法人を対象としますが、その恩恵は個人投資家にももたらされることでしょう。
将来性②|スケーラビリティ問題の解決
将来性が期待されているイーサリアムですが、大きな問題があります。
それはスケーラビリティ問題です。
スケーラビリティ問題とは世界中で膨大な取引が行われると、その処理が追い付かずに待ち状態が発生することです。
これは利用者への手数料として跳ね返ってきますから、すぐにも解決しなければならない大きな問題といえるでしょう。
もちろん、サイバー攻撃からの防衛やセキュリティの確保のためには一定の処理時間が必要ですが、イーサリアムはそのシステム構成が原因で処理性能の限界があったのです。
ただ、このスケーラビリティ問題の解決策はすでに提案されており、バージョンアップのプロジェクトが進められています。
将来性③|アメリカでのイーサリアムETFの承認
イーサリアムETFは前述の標準化を利用した仮想通貨システムですが、2021年にアメリカの取引所に申請が提出されています。
これまでアメリカでは仮想通貨の承認は例がありませんが、他の通貨を合わせて複数の申請が提出されています。
承認されると一般通貨と同じように取引ができるようになりますから、投資家の期待が高まっています。
もちろん、アメリカ以外ではすでに承認している国もあります。
仮想通貨の注目度を考えればその取引による利益は大きな額となるでしょう。
アメリカでの承認は2021年度との見通しと考えられていますから、仮想通貨の取引をしているならばしっかりとチェックしておかなければなりません。
将来性④|イーサリアム2.0へのアップデート
イーサリアム(ETH)のスケーラビリティ問題を解決するためにネットワーク性能を高めた改善が行われています。
それがイーサリアム2.0です。
具体的なアップデートがいつ行われるかに注目が集まっています。
スケーラビリティは取引に直接影響しますから、イーサリアム2.0を待望する人たちは少なくありません。
アップデートによって使い勝手がよくなり仮想通貨の価値も高まります。
必然的に価格が上昇すると期待されるのです。
システム内部の細かい動きはわからなくても、アップデートのタイミングをチェックしておくことが重要でしょう。
イーサリアム(ETH)の買い時はいつ?
いつ購入したらいいのかわからないという方も多くいるでしょう。
ベストなタイミングがわかれば、みんな大儲けですね。
イーサリアムは、今後必ずより存在感を増してくる仮想通貨の一つです。
今後また価格が高騰する可能性が大いにあります。
その時に備えて、今のタイミングでイーサリアムを購入することをおすすめします。
価格が下がったタイミングで、購入するのも良いでしょう。
また、短期的な動きは経済界や著名人の発言やニュースが要因となって相場を変動させることが少なくありません。
これまでの傾向を見るとわかりますが、仮想通貨の変動は予想以上に大きくなりますから大きな損失のリスクが高いのです。
そのため、イーサリアムのニュースをこまめにチェックしておくことをおすすめします。長期的なスパンで変動を見ておくことも大切です。
イーサリアム(ETH)が取引できるおすすめの取引所
購入することは難しくありませんが、取引所の選び方がとても重要です。
それぞれの取引所の特徴やメリット・デメリットを説明しましょう。
違いを理解して、自分が利用しやすいと感じたところを選ぶようにしてください。
- Coincheck(コインチェック)
- bitFlyer(ビットフライヤー)
Coincheck(コインチェック)
取引所名 | コインチェック株式会社 |
---|---|
取り扱い通貨数 | 16通貨 |
最大レバレッジ | 取引なし |
最低取引量(BTC) | 0.001 |
追証制度 | 暗号資産交換業者登録済 |
アプリ | Coincheck Bitcoin Wallet |
- アプリダウンロード、取り扱い通貨数No1!
- 取引所の手数料が無料!
- ビットコイン購入は0.001から可能!
コインチェック株式会社が運営している仮想通貨取引所がコインチェックですが、その特徴を紹介しましょう。
仮想通貨を取り扱っていますからすべての手続きはインターネット経由ですが、重要な道具といえるスマートフォン用のアプリは非常に使いやすく作られています。
アプリを使った口座開設は最短で1日という短期間で手続きが終わります。
また、コインチェックは国内では最多の16種類の銘柄を取り扱っています。
いち早く上場した銘柄に投資ができるので、より早く投資して利益を得ることもできます。
コインチェックでは、レバレッジの取り扱いを現在停止していますのでレバレッジの取引がしたい方は、次に紹介するbitFlyerをおすすめします。
bitFlyer(ビットフライヤー)
取引所名 | 株式会社bitFlyer |
---|---|
取り扱い通貨数 | 12通貨 |
最大レバレッジ | 5.85(法人アカウントのみ) |
最低取引量(BTC) | 0.00000001 |
追証制度 | 暗号資産交換業者登録済 |
アプリ | bitFlyerアプリ |
- 国内最大のビットコイン取引を誇る!
- 「販売所」「取引所」「ライトニング」の取引ができる!
- 手数料が安い!
bitFlyerで仮想通貨の取引をしている人はいろいろな手数料が無料となっている点をメリットと感じているでしょう。
アカウント作成、販売所での売買手数料、ビットコインFX取引手数料、住信SBIネット銀行からの日本円入金手数料が無料です。
もちろん、それ以外の手数料も低めに設定されています。
その上、ビットコインやイーサリアムなどの代表的な仮想通貨の売買が100円から始められますから、損失を出したくないと思ってためらっている人も気軽に試してみてはどうでしょうか。
スマホアプリは使いやすく、土日祝日に関係なくいつでも取引できます。
もちろん、パソコンからも簡単に操作できます。
そして、お客様の大切な資産は世界No1のセキュリティで守られています。
仮想通貨中級者以上に特に人気を集めているのが、ビットフライヤーです。
ぜひ、登録して利用してみてくださいね。
イーサリアム(ETH)の今後の将来性まとめ
仮想通貨は数千種類以上あるため、どの仮想通貨に投資していいのかわからないという方もいるでしょう。
ですが、安心してください。
この記事で紹介したイーサリアムは、その数千種類の仮想通貨の中でもトップクラスに将来性がある通貨です。
ビットコインを参考にして考案されたイーサリアムですが、その信頼性の高さから今後は世界中で注目されていくことでしょう。
通貨を選ぶことだけではなく、取引所の選び方も重要なポイントであり、口座を作る前にしっかりと確認しましょう。
もちろん、口座開設の手数料は無料のところが多いですから、気軽に試してみてもいいでしょう。